やめるとき
2年続けてきた 鎌倉の畑を年内で卒業することにしました。
気がつけば2年。何もない更地から耕して、畝を作り、あらゆる野菜の種を蒔き、育ててきた野菜たち、それがレストランという場で食べられるという貴重な体験。
何よりも シェフと会話しながらコミュニケーションとりながら どの大きさ どの野菜がいいかを理解しながら 対等にやれたのがよかったのかなと思います。
ちょっと感慨深いのですが、卒業させてもらいます。
何かをやめるときって どう伝えるのか難しいところですね。
ここよりも やりたいことがある
次があるから 理由はその時々で あるわけですが。。。
でもどこかで 自分にしかできないものってあるのかな?とか思ってみたり
誰でもいいって言われたくなかったり。
勝手なんですけど 必要なのだと 言葉にして
言われたいときだってあるように思います。
誰かにバトンタッチする それはできることだけど 全く同じにはなるはずもありません。
でもその頃には 自分はいないわけですね。。。 さよならってそういうもの。
昨年 デザインをしばらくやめようとしたとき色々なクライアントさんに伝えました。
しばらく無期限で休もうと思うのでお仕事辞めさせてください。
はいはい わかりました と納得して すんなりとやめれたところと
いやいや ちょっと待って 困るよー ちょっと考えてみて というところとありました。
結局 わかりました というところは 手放して 友人に引き継いでもらいました。
いやいや 困りますよ って言われたところとは 今も 続いている。
それが いいのか よかったのか 正直わからない。 無理もしているかもしれない。
見えないプレッシャーがときに 体を弱らせてしまうこともあります。
でも 言葉にして 君が必要とか いつもありがとうね とか 言ってもらえるだけで
救われてしまうことは たくさんあるように思う。
私が、情にもろいから 余計なのかもしれないけれども。。。
根をゆっくりとおろすことができず すぐに何処かに行ってしまうたち ですが
そろそろ 自分の場で ゆっくりと根を下ろし 育ててゆきたいものです。
そして きちんと 気持ちを 言葉にできる人でありたいなあ。
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