友産友消の暮らし

夏らしい青空はどこへ。ぼんやり雨のなかここのところの暮らしをメモ。


安曇野の友人から、加工用トマト、「しゅほう」が届く。(10キロ頼んだら、間違えて20キロ届くハプニング 笑)ひたすらトマトソースにして、一年分の備蓄として瓶につめていく。ちゃんと作れば1年もつんです。実際は、美味しいので1年もちませんが・・・このトマトソースが、物々交換の元となり、あらゆるものと交換されていくのも、また楽しみ!



今年も、無肥料無農薬の美味しいトマトが元気に育ったようで安心して、今年は、新しい試みを。

自分の友人・知人にインフォして、この美味しいトマトを購入してもらうようにした。友人が育てたものを、友人たちにつなげるということがとても好きなのだなあと自覚する。生産者はなかなか自分の生産物に値段をうまくつけられない。都会の人のきもちもあまり知らない、謙虚だからつい安く設定しすぎるというのもある。わたしは今回その両方の気持ちを理解している者として橋渡しをしてみた。安すぎず高すぎない値段設定を試み、友人たちに購入してもらうことにした。手作りの良さ、無農薬で安心だと思ってくれる人に声をかけた。それぞれ、手間暇をかけてトマトソース、トマトピューレ、スープにして、楽しんでいるようなのでよかったなあっ〜っておもう。

安曇野では、普通に農薬をつかってトマトを育てた人たちのなかで、病気がはやって困っているとのこと。純粋に自然に育てたほうが病気にならない ということなのでは。。。とおもいながら、今年も美味しいトマトをいただけることに感謝。ありがとう〜なおみちゃん!


さて、農作業に欠かせないモンペ。今年も友人のお母さんに、モンペをつくってもらった。昨年から始まったこの関係。農作業をするときに履くモンペもかわいくありたいなー売っているものはダサい、しかもかわいいところのはお高い、、、汚れるしそんなに高いもん買えるか!と、おもっていたら、友人のお母さんが洋裁が得意とのことでチャレンジしてもらった。

基本、布は自分で布屋さんにいって自分のこのみの布をあれこれと選ぶ。これもまた楽しい時間である。布を送って、コツコツつくってもらうという仕組み。昨年は2タイプの型紙で、ひとつはサルエル風モンペ(だぼだぼとオムツ履いているのか?!的で「こどもモンペ」と呼んでる)・三角形の布のようなかたちで、おしりまわりがダボダボしているゆったりしたもの。ひとつはオシャレ風モンペ・裾にゴムをいれないで街でもはけるようなもの。愛用しているがどれもよくできていて夏の農作業には役立っている。


今年は、バージョンアップした「こどもモンペ」とうなぎの寝床さんの「ワイドモンペ」の型紙をつかって、チャレンジしてもらった。

「こどもモンペ」は、裾の部分をキュっとしてもらって、なんだかはき心地アップしていた!

こちらはピンクのかわいい色で!お庭用かな〜 色違いの青もつくってもらいました(汚れてもよいように濃い色がいいのだ)生地は、薄い綿にしました。軽くて心地よいです。



「ワイドモンペ」は、なんと!ポケットがつけられており(こちらが前だよ)さらに膝部分を強化して縫っている、という丁寧な仕上がり!とても嬉しい、農家さん視点の試みがとても嬉しい。

そう、膝をついたりいろいろするのです・・・ありがたい!はき心地は抜群。これはいい〜

布は、奮発して麻にしました。麻は乾きも早く涼しいのです・・・

わーい!農作業がますます楽しくなるモンペ〜 早速、大切に使いますね!!!



友人から教えてもらった、友産友消。(ともさんともしょう)という言葉。「友だち」が作ったものを「友だち」として食べること。らしい。

単純に、自分が野菜や、そこから作った加工品をつくるのが好きなことから、物々交換のような仕組みができあがりやすくなった。出来すぎた野菜を、農園で交換したり、友人の友人がつくるお米を購入してみたり。自分が作ったお野菜を、カフェで使ってもらったり。今これもらったから、おすそ分けするねという会話から、いろんな形が生まれる。すべて顔が見えているのでとてもとても安心で、より美味しく感じられもする。

そして、それは、食べるものだけじゃないと、モンペをつくってもらった時にいつもおもう。衣食住の衣もそれが成り立ってもよいものだとおもう。布からつくるのは大変だけど、せめて選ぶ、作るところは顔が見えてる関係は可能だ。ファストファッシュンのような使いすての服を着るのはやめて、服もそんな風に、友産友消できたら。自給自足の全てはできなくても少しずつ比率を上げていくことができたらハッピー。

そんなハッピーの連鎖が生まれたら楽しいなっておもう。

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