マルチ・ポテンシャライト

たまたま ネットで本を買おうとしていて、、、見つけた言葉。


マルチ・ポテンシャライト

= 多くに興味を持ち創造を追求する人 


TEDの講演で発表されていて見た。

天職が見つからない人は どうしてでしょう? という日本語のタイトルであった。

この映像を見て なぜか最後に涙が出た。これは私のこと!と実感したからだ。


彼女がいうには このタイプの人間には

スーパーパワーがあるとのこと 

1)アイデアを統合する

  2つ以上の分野を組み合わせ それらが交わるところで 新しい何かを創造する

2)迅速な学習能力

  のめり込む 手当たり次第吸収する 

  初心者であること 居心地の良いところから飛び出すことを恐れない 

  多くの技能は違う分野でも応用 新しい分野で使うから一から始めることはしない

3)適応力

  どんな場面に遭遇しても 合わせられる


なるほど・・・今のままでいいんだと。

やっと自分をうけいれられたよと自分で呟いた。


幼い頃から やることがある程度上手くなると 飽きてしまう子供だった。次の興味へと移る。一から新しいことをやることに 勇気はいらないんだが できるようになった途端やめちゃう 次へ行く。ピアノ、水泳、書道、作文、体操、、、、 習い事をコロコロ変えて 全く続かなかった。

自分が おかしいのかと思ったこともある 忍耐がないのかとか 飽きっぽいのかとか・・・落ち込んだこともある。

高校はふつーにいって最初は選択科目を音楽にしてたけど3年でデザインの大学に行きたいといって、無理やり美術選択にしてもらった これは当時はとても異例のことだったと後で聞いたけど どうしてもそうしたかった。

たくさん興味を持っていることは自覚していたので 1つのことだけ勉強するには向いてないと判断し デザインの方向に進んだ。しかも様々な分野を勉強できるデザインの大学へ。

グラフィック専攻?!4年間ずっと同じこと勉強するなんて無理だと思ったのだ。

選んだのは視覚情報デザイン学科。

グラフィック、パッケージ、CG、写真、映像、木工、溶接、画像分析などなど 

しかも芸術工学部 という デザインだけの視点でもなかった。

当時はまだできたばかりの大学だったので、他の学科の授業も受けることができ単位となったので、建築、ファッション、プロダクトと大学のありとあらゆる授業を受けた。

結局は グラフィックを3年で選んだものの 立体的なものにも興味があったので プロダクトの教授などにも教えてもらった。さらに4年じゃ足りないと親に懇願し 大学院に行った。そこは 建築 プロダクト ファッションをでたメンバーと同じ部屋でいるものだから 多くのことを吸収できた。この2年がなかったら 多分今の私はいないといつも思う。

卒業制作は なぜか シンメトリーのパターンに興味を持ちアプリケーションを作りたいと プログラムもかじり アルゴリズムの勉強をして 卒業した。。。

就職は あらゆる分野のデザインをしている会社にした。

そしたら なぜか 他の同期は2、3年ずっと同じクライアントを担当しているのに

私はずっとたらいまわしのようにあらゆる分野の仕事を担当した。パッケージ、広告、

CM、展示会、エディトリアル、VI、CI、WEB 、ブランディング。。。

業界も 日本酒、文具、菓子、食品、薬品、家具、ブライダル、美容・・・ 

面談で 軸がないなあ って言われて落ち込んだこともあるけど なんとかその都度、

適応しながらやれていた。

 

そして今、これらの時間が生きてか 分野を問わず やっている。人の要望に合わせて1から勉強しながら。庭や畑をやりながらデザインして3足のわらじと笑いながら生きている。

でも多分 これだけでも終わらないと思う。

今は 森に興味を奪われているので 笑

森のそばで何ができるかをもっか考えて始めてる。


庭をやるために デザインしてきたのか! 思ったのが3年前。

その時とはまた違う感覚で 森と、向き合いはじめている。

私のできることは何か 今までの経験が生かされることはないか と思うばかり。


マルチ・ポテンシャライト この映像を多くの子供や親にもっともっと見てもらいたい!

同じことやり続けることだけが えらい すごい ってわけじゃないことを知ってもらいたい。 続かなくたっていい いやいや マルチ・ポテンシャライト である必要もないかも。いろんな人がいて いろんな興味があって それを1つに選ばずにいてもいい

多くを学んだっていい 多くの人が 夢もたくさん持てて やりたいことをやれたら 

みんなハッピーじゃないか!

それは決して、わがままではない。と思う。


彼女は最後に言います。


マルチ・ポテンシャライトのみなさん

内に秘めた情熱を大切にし 好奇心を追って 

いくつもの穴に入り込み その好奇心の交差点を追求してください 

内に秘める情熱を大切にすることが 幸せな本物の人生につながります。

もっとも大切なのは

マルチ・ポテンシャライトのみなさん 世界が私たちを必要としています


私はこの言葉を信じてこれから生きようと思います。

 


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