受けとめ 受け容れる

先日は 七夕でした。 離婚して3年が経ちました。 

7月に入って 芝生の管理で毎朝早起きの日々が続いております。

雨の日以外は 毎日水やり。そう3年前にも経験した水やりの日々をまたやっております。


あの時は 生きる ことに必死で 毎日通うところがある ということ

人と会って何気ない会話や挨拶をすることでどれだけ救われていたか・・・おかげで病気にもならずにすみました。相変わらず何かあれば海へいき流しています。


初めて来たころ 葉山の静かさ 空気の美味しい ぐっすり眠れて 夏休みのような感覚で ご飯も美味しく感じていたことだけ 覚えています。

あれから3年。早いですね・・・ すっかりこののんびり加減に慣れてしまって

もう都会のスピードにはついていけません ついていかないです・・・ これからも。


さて 先日お仕事でどうしても 理不尽なことがあって 黙っていることができなくて 

フリーになって初めて こんな理不尽なことがあるのだなあっとちょっと内心ショックでもありました。( 実際は大したことはないのですが・・・悲しかったのでしょう )

引いてみれば こんなこともあるよ 会社時代なんて そんなこと本当にたくさんあった。。。と思えるのですが、その時は仲間がいて あーでもないこうでもないと

不満をぶちまけて終われたのですが今は一人で 抱えてしまい どうしようもなくなって このままではいけない こんなことに時間を使っていていいのだろうか・・・まで思ってしまったのです・・・あかんそれは勝手な負の妄想じゃないか・・・ 

たまたま 当たった担当者との相性が良くなかった と思う自分と いやいやそうは

言えない 喪失感で しばらく心が折れてしまっていました。それがついに爆発したのです。

そんな ぶちまけた言葉を ボスはひたすら聞いてくれまして 謝って・・・

そしたら 今後は 「僕も受けとめるから 君も受けとめてくれ」と一言。

え? 今なんと? 私はこの状況を受けとめなくちゃいけないの? 

「なんか言いくるめられている気がするのだが」と正直に言った。

「いやいやそうじゃなくて こんな時もあるし だからって全ての人とそういうわけじゃないだろうし。ともかく やりたいという若者の話を聞いてくれたらいい そして かたちにしていってくれたらいい 今はそんなに忙しいわけでもないのだから笑顔で仕事してくれたらいいから」

ボスの希望 私に対する理想は そういうことなのだと 知った。

そう、こういう時 じゃあ私はこう思うと言えなくなるのですよね。

じゃあ 私はどう答えたらいいのだろう。 

デザインでは十分答えて来たのだけど それ以外でもやることがあるのか・・・笑 

私の希望はなんだろうか クライアントに希望を語ってもいいものだろうか

私はこうありたいのだと はっきり言えるものだろうか。

そして 自分の人生の 貴重な時間をここに使っていいのだろうか 

こう考えてしまうんですね 最近。皆さんはどうでしょう。


なんて思いながら 吐き出したものを また飲み込んだ気持ちになって 帰宅。

ただ 先ずは 丸っと受けとめてみた

= (素直にやってみた) 自分にも至らない部分もあったんだと気づいた。

自分のスピードに合わせてもらえなかった

= (なんで遅いんや仕事やのに)いやいや 私がいつものボスと一緒にやるときと同じように早すぎたのかも。相手は新人。足並みを揃えたてあげなかったなあーーー

グレーなものを無理にクリアにしようとしてたのかも とか 色々な気づきが出て・・・

恥ずかしくなった。 なんて身勝手なことばかり言ってしまったのかと。

ということを思って ごめんなさい*ありがとうメールをしたのでした。

あー もっと気楽に仕事していいのかも と思えるようになり

もうここからは どんなことでも 楽しんだ方がいいんだ と思ったら気が晴れた。


そして久しぶりにパーカル仲間に会ってこのことを話したりして、、、いたら

突如 わっと涙が出てしまった。

どんなに恵まれている状況を与えられても 築き上げるのは自分。

それをしてきたのがこの3年間だったのかもしれない。

いろんな周りの状況を受け入れて認めてなかったのは私で

自分を許してなかったのはほかでもない自分であったことに気づいたのでした。

素直になってなかったのは私であったというオチ。許せ自分!

これでは幸せを幸せじゃないと思っているようなものだ。いかんいかん。

これからは今の状況を受け入れて認めたら自然と自分を許せると信じたい。


ここのところ好きじゃない と思っていた デザインの仕事も少しは

好きになってきた気がする これも自分の一部(全部ではない)

なのだと受け入れたらいいのだ。

人が漠然とイメージしていること 言葉 を紡いで 繋げて  

あなたの言っていることって つまりはこういうことですよね と 

デザインをだす瞬間は好き なのかも わあああって喜ぶ顔が見ただけで 十分なのかも 


それは お庭のお花たちを眺めて 心地よいと思ってもらえたり

美しいと思える空間にいてもらって 少しでも心が休まってもらえる時間を

持ってもらえて 笑顔になってもらえたらいいな と思う庭師の仕事でも同じなのかも

こちらはダイレクトだから 嬉しさは かなり大きいけれどね。

そう庭のお仕事も3年経ちました。何ができるようになったとはあまり言えないのですが

明らかに 庭の前に立てば何をすればいいかはわかるようになってきたとは言えます。

自分の グリーンフィンガー を大事にしていきたいです。


表現の場が違うだけで  なんら変わりはない

笑顔になってもらえたら 幸せ

その前に 自分が笑顔でいること が幸せ 

休日に そんなことを思ったのでした。


鎌倉の市場で 玉ねぎを買ったら なぜか じゃがいもがおまけでついて来た3つも!?

小さなキラキラとした ぷよ姫という ミニトマトは 薄い皮で 食感がとてもいい。珍しいトマト。サクランボのようだった。眩しいくらいに綺麗だった。

昨日収穫したじゃがいもが ハートだった 自然の神秘はこういうところにある。

同じものができない 唯一のもの。

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