聞香で五感をひらく
先日、パーカル仲間がきたときのこと。。。久しぶりに聞香(もんこう)をしました。
数年前 麻生十番の香雅堂さんの季刊誌のお仕事をしていて、香道という世界を知りました。日本の三大芸道、茶道、華道、そして香道。なかなか触れる機会がないようだけど、これがまた、とてもとても、奥深いのです。手軽に楽しめるのが聞香です。それをするには、聞香セットが必要ではありますが、一度揃えれば、ずっと使えます。
今回は、白檀と沈香を聞き比べ。香りで、頭はリフレッシュ。そしていつもとは違う、感覚がひらく
ように感じるのは聞香ならでは。たまに、一人で忙しいときに気分転換をかねてやるときもあります。静かに、炭団(たどん)にマッチで火をつけて、灰に埋ける。10分ほどしたら灰を山のように整え、銀葉をのせる。その上に、香木(こうぼく)の木片わずか2ミリ角ほどを静かに置く。ほどよい暖かさの香炉をもって聞く。ただそれだけと思われますが、この動作ひとつひとつがいいのです。
ぜひ、日本人なら体験していただきたいとおもいます。
うちでは、簡単に聞香を体験してもらえますが、本格的にという方は、ぜひぜひ香雅堂さんへ。聞香だけでなく本格的な香道の講座もあります。素敵な若夫婦が笑顔でいらっしゃいますよ〜
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